働くうえで求められるスキル

セキュリティエンジニアは、セキュリティに脆弱性がないかどうかを調べたり、外部からのサイバー攻撃やハッキングなどを防いだりする役割を担います。IT化が進んでいる状況だからこそ、高い需要が維持されているのが実態です。それでは、セキュリティエンジニアに求められるスキルには、一体どのようなものがあるのでしょうか。

まず1つ目に挙げられるのが、やはりITに関する幅広い知識です。
セキュリティ分野だからとハードウェアやソフトウェア、周辺機器などの知識がなければ、どのようにシステムを構築していけば良いかわからないでしょう。相手はセキュリティの穴や甘い部分を見つけてサイバー攻撃やハッキングなどをしてくるため、しっかりとガードするにはそれ相応のITに関する幅広い知識が求められます。

そして2つ目に挙げられるのは、IT業界の最新情報を収集して知識を更新し続けるモチベーションです。
IT業界が成長すると共に、サイバー攻撃やハッキングなどの技術も更新されます。その際にセキュリティエンジニアが旧態依然では、セキュリティも何もあったものではないでしょう。高いセキュリティ性が求められている今、欠かせないスキルとも言えるかもしれません。

最後に、柔軟性のある発想力もセキュリティエンジニアにとって必要なスキルでしょう。
場合によって、相手はこちらが想像もしていなかった方法でセキュリティを突破してくることがあるからです。そこでセキュリティエンジニアの発想力に柔軟性があれば、いくつものパターンを考慮したうえでシステムの構築が可能となります。